FAQ JASRAC からの変更手続について
良くあるご質問



支分権ごとの委託範囲の選択方法を教えてください。

権利者が自らの作品の利用状況を鑑みた上で、個々の支分権・利用形態毎にどの区分をどの管理事業者に管理を委託するかを選択することが可能になっています。

e-Licenseでは「演奏権等」以外すべて管理しています。JASRACと委託範囲が重複しない、支分権・委託範囲であればe-Licenseとご契約いただけます。

ただし、現在『放送』については民放連加盟放送局およびNHKのみ徴収が可能です。
コミュニティFM、衛星放送、有線放送等については、利用者団体と協議中のため、現時点では徴収を行っておりません。協議終了後、過去に遡って徴収を行う可能性はございます。
『貸与権』『業務用通信カラオケ』についても、利用者団体と協議中のため、現時点では徴収を行っておりません。協議終了後、過去に遡って徴収を行う可能性はございます。

よって、現時点では、
「録音権等」「出版権等」「インタラクティブ配信」をe-License、
「演奏権等」「貸与権」「業務用通信カラオケ」「放送/有線放送」をJASRAC
に委託するパターンをお薦めしています。





JASRAC信託者ではありません。e-Licenseと契約することで、出版社等との契約において、デメリットが生じる恐れはありませんか?

一切ありません。

e-Licenseは、音楽出版社協会(MPA)やレコード協会と会合を持ち、常に情報を交換してまいります。
e-Licenseのビジネス内容を各団体にしっかりと理解いただいてまいりますので、 音楽出版社やレコード会社との契約において何ら支障はありません。





JASRAC信託者(個人)です。曲別に委託範囲の変更はできますか?

(例:作品Aに関して全支分権をJASRACに委託、作品Bに関してインタラクティブ配信のみe-License、それ以外の支分権に関してJASRACに委託。)

原則できません。

ただし、ある作品の著作権を音楽出版社(JASRAC及びe-License両方と契約がある)に譲渡することによって、 その音楽出版社の契約している委託範囲にあわせて変更できます。





JASRAC信託者(音楽出版社(法人))です。委託範囲の変更には、どんな手続きが必要ですか?

◎ 過去作品も含めて全作品を新たな委託範囲で著作権管理を開始するには、現在のJASRACとの信託契約満了期日の3ヶ月前まで(12月31日まで)に、委託範囲変更申し込みをJASRAC会務部に依頼する必要があります。
契約更新のタイミングのみ過去登録作品の委託範囲の変更が可能となっています。

◎ 今後の新規作品のみ委託範囲を分けて、e-LicenseとJASRACに登録を行う場合には、新規の信託契約(事業部申請)の申し込みをJASRAC会務部に依頼する必要があります。

※但し、個人の信託者は、作品ごとの委託範囲の変更はできません。
JASRACに委託範囲変更申し込みを行った後、e-Licenseに委託契約をお申し込みください。





既にJASRACに登録している過去の作品はどうなりますか?

e-Licenseに委託していただいたものは、委託範囲ごとに過去の作品についてもすべて管理いたします。




JASRACから一方的な契約解除もありうるということなのでしょうか?どんな場合が該当するでしょうか?e-Licenseと契約すると契約解除される可能性があるのでしょうか?

全くありません

ただし、作品登録の際には、ご自分の管理委託範囲を正しく認識しておく必要があります。